支援事例 WORKS
【インハウス運用によって目標達成率40%からのスタート】
SaaS系企業様より、インハウスで広告運用しているもののKPIである無料登録CPA6,000円に対して、12,000円。かつ、KGIである有料件数60件に対して30件という状況でご相談をいただきました。
アカウントを分析させていただいたところ、
(1)計測が適切になされていないため、機械学習が最適にワークしていない
(2)無料登録から有料登録への転換率の高いKW群は見えているものの、投資できる構造ではない
という課題がございました。
【目標達成を目指す広告運用の打ち手】
運用開始当初、KPIである無料登録件数を最大化するために下記の施策を実行しました。
①アカウント構想の再設計
②KW追加/クエリの精査
③計測環境/パラメータルールの整備
④モニタリングを行うためのダッシュボードの整備
を実行しました。
結果、運用開始3か月目には無料登録CPAを5,000円(達成率120%)まで引き下げ、件数は運用開始前の200~300%まで引き上げる事ができました。
ファネル転換率による落とし穴
上記の通り、KPIは運用開始早々に達成する事ができたものの、無料登録の効率はよいものの、有料化しないユーザーへの配信増加によるARPU、ROASの悪化という課題に直面しました。
そのため、ファネル転換率を考慮した運用最適を実行するために、追加で下記の施策を実行。
(1)アカウント構造の変更
(2)広告文の最適化
(3)LPO施策の実行
(4)bing広告への拡大
(5)meta広告での訴求テスト実行
【運用開始1年半で有料件数3倍まで成長】
無料登録での最適化による部分最適ではなく、KGIに対して寄り添った運用体制に変更した事によって、
無料登録CPA4,000円(無料登録件数350%成長)、有料件数100件(有料登録件数330%成長)を実現しました。